時論・暴論

2013年7月23日 (火)

参院選を終えて

自公が圧勝することは、わかっていたことだし、べつに悔しいとは思いません。
僕が悔しいのは、投票率が52%という大変に低いものであったことです。

実に、有権者のほぼ2人に1人が棄権している。
こんな有様で、日本は本当に民主主義国家といえるのでしょうか。

僕は、棄権したあなた方に、あえて言いたいです。

棄権することは、白紙委任することです。

もしあなたが
『原発が良いか悪いかといえば、どちらかというと悪いと思うけど、
 自分に被害が及ばないなら、まあいいか』
と思っているとしたら、そして皆も同じように思っているとしたら、
いつの日か、あなたの家の近くで再び過酷な原発事故が起こり、
あなたの家が放射能まみれになってしまった時、誰も助けてはくれないでしょう。

もしあなたが
『改憲が良いか悪いかといえば、どちらかというと悪いと思うけど、
 自分には関係ないから、まあいいか』
と思っているとしたら、そして皆も同じように思っているとしたら、
いつの日か、あなたが強制的に徴兵され、外国で悲惨な戦争に参加させられた時、
或いは、外国の軍隊が侵略してきて、あなたやあなたの家族が暴力に曝された時、
誰も助けてはくれないでしょう。

あなたは棄権することによって、そういう未来を選んでしまったのですよ。

・・・
でも今回の選挙では、希望も見えました。

それは、東京選挙区で脱原発を訴えた山本太郎さん、そして共産党の吉良佳子さんが当選したこと。
そして、惜しくも当選には及ばなかったけれど、緑の党の三宅洋平さんが健闘したこと、などです。

彼らの活躍には、ネットでの呼びかけに応じた、若い無党派層の支持が大きかったといいます。

若い人たちが、自分達の未来を守る為に声をあげていく。
そんな動きが、東京だけでなく、全国の若者達にムーブメントになって拡がっていけば、
自公政権の暴走だって必ず食い止めることができる、僕はそう思います。

憲法第12条には、次のように記されています。
『この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、
 これを保持しなければならない。』

いまの日本の平和と繁栄は、決してあるとき天から降ってきたものではありません。
先輩たちが大変な努力と苦労をして築きあげてきたのです。
僕たちはこの平和と繁栄を、子供達に伝えていく義務がある。
それを忘れてはいけないとは、思いませんか。

2010年7月 7日 (水)

今週末は参院選。

政権交代から初めての国政選挙ですね。

民主党はなんだか期待外れだし、とはいえ今さら自民党も・・、どの政党に投票していいかわからないなあ、なんていう人も多いんじゃないかと思います。

でも、こんな状況だからこそ、たくさんの人に投票に行ってほしいと、僕は思う。

「とりあえず、この政党に投票しておけば大丈夫だろう。。」ではなく、一人一人の候補者の声をきちんと聞いて、これからの政治がどうなっていけばいいのかを考えるチャンスだと思うのです。

昨年の衆院選で、僕たち国民は、自らの意志で政権を交代させることができました。これは、大いにプライドをもっていいことです。

ちなみに僕は、普天間問題で意地を見せてくれた社民党に1票を投じたいと思います。

2009年8月22日 (土)

衆院選まで1週間

ようやくだなあ。。というのが正直な感想の今回の選挙。

思えば4年前、「郵政民営化が唯一の争点」であったはずの選挙で圧勝した自公政権は、それからさまざまな暴政をおこなってきました。その結果、いまの日本は外交にしろ経済にしろボロボロです。そんな状況をつくってきた自民党が、いまになってキレイゴトを並べたて「責任力」とか言ってるのは、実にチャンチャラおかしい。自公政権には「責任」をとって退場してもらうのが当然です。

今回の選挙の後、おそらく民主党を中心とした政権ができるのでしょう。

もちろん政権交代したからといって、それで全てが良くなるなどとは考えてはいけないのだとは思います。とくに民主党は、保守から革新まで様々な考えをもった人たちの寄り合い所帯。政権をとった後は、きっと仲間割れをおこして揉めたりするのでしょう。

でも、それでもいいんだと思います。

今回の選挙をきっかけとして、国民みんなが、日本の政治は自民党にまかせておけばいいんだ、という考えを捨て、民主党が悪い政治を行えば民主党にも退場してもらう、我々が政治を選んでいくのだ、という気概を持てればよいのです。

誇りをもって、来週の投票に臨みましょう。

2009年7月13日 (月)

都議会選について

民主党の圧勝となった今回の都議会選。

選挙期間中、自民党の候補者たちは「都議会選は地方選挙であって、国政選挙の前哨戦などではない」ということを繰り返し主張していました。それは、まったくその通りだと思います。

しかし、今まで自民党が支えてきた石原都政は、新銀行東京の問題・オリンピック招致・築地市場移転の問題など、弱者を無視し、大企業の都合だけを考えた政治を行ってきました。そのことだけをとっても、今回の選挙結果は当然のことだと思います。

とはいえ、国政における自公政権への批判が今回の選挙結果につながっているというのは、紛れもないことでしょう。

僕がすこし気になるのは、今回、民主だけが圧勝し、共産・社民・市民ネットといったその他の野党には厳しい結果が出ているということです。

今回の選挙では、自公政権への批判ということを形に表すために、共産党や社民党の支持者の人も敢えて民主党に投票した、という部分もあったのだろうと思います。

これから遠くない時期に国政選挙が行われることになるでしょうが、民主党の人たちには、今回の都議会選の結果が、すなわち国民みんなが民主を支持している、というようなものではないのだ、と肝に銘じてほしいものです。

2009年6月22日 (月)

セブンイレブンへの排除命令

公正取引委員会というと、さいきんではすっかり、大企業に尻尾を振る犬みたいなもので、なんの役にもたたない組織かと思っていましたが、今日のセブンイレブンに対する措置は立派だったと思います。

消費期限が近づいた弁当などを加盟店が値引きして売る「見切り販売」を、セブンイレブン本部が圧力を加えて制限していたのは独占禁止法違反にあたる、とした今回の措置。

食べられるものを捨ててしまうのは勿体ない、というのも勿論なのですが、ブランドイメージを守るために値引き販売等を制限し、その為におこるリスクは全て現場である加盟店に負わせる、というセブンイレブン本部のやり方はたいへん腹立たしいものです。(もちろんセブンイレブンだけでなく、他のコンビニも同様でしょうが・・)

セブンイレブン本部は、「見切り販売は、価格競争を招き、消費者の利便性を損なう」と主張しているようですが、そんなこと言うなら、消費期限過ぎた商品はすべて本部が有償で引き取るようにすればよいのです。

これからの時代、もはや大企業が儲かれば社会が安定する、などということはありません。実際に販売をする小売店、商品の生産者、そして消費者がみんな生き残っていけるような方法を考えなくてはいけない状況になっていると思います。その為には、大企業のエゴを許してはいけないと思います。

2009年6月12日 (金)

鳩山総務相辞任について

鳩山さんと郵政の西川社長との喧嘩については、『キツネとタヌキの化かしあい』だよなあ、と常々思っていましたので、今回のことについても、正直どちらにも同情する気にはなりません。

なので、鳩山さんが今後離党するかどうかなんてことも興味ないのですが、ただ言えることは、これから先の麻生政権は「郵政民営化はなぜ必要だったのか?」ということを、きちんと考えていかなくてはいけないということです。もっとも麻生さんに、それを考えられるだけの頭があれば、こんな混乱を招くこともなかったのでしょうが・・

ところで鳩山さん、ご自身を西郷隆盛が下野したときになぞらえる発言をされていたようですが、その西郷さんが下野されたのは、『征韓論』すなわち朝鮮半島を侵略するかどうか、が問題であった、というのはわきまえられていたのでしょうかね。。

・・あ、そういえばアルカ○ダのお友達なんでしたっけ・・(笑)

2009年5月12日 (火)

小沢代表辞任について

民主党の小沢代表の辞任について、自民党議員の人たちは「説明責任をはたさず、無責任だ」と判でおしたようにコメントしていましたが、それでは、どのようにすれば説明責任をはたしたことになるのだろう?と疑問に思いました。

いまの日本の政党政治は、企業からの献金なくしてはあり得ません。企業も、それなりの見返りを期待するからこそ献金するのでしょう。

そもそも、献金を受けた団体がトンネル会社だったかどうかで話しが180度変わるというような仕組みがおかしいのです。こういう体質は自民党も民主党も変わらないでしょう。

大企業と政党、官僚がなれあって政治をすすめていくかぎり、国が良くなっていくことはないというのは明白なのに、1つの事件で世論が左右されるというのは、国民みんながムードに流されている部分もあるのではないでしょうか。

小沢さんが辞めるか辞めないか、麻生さんが漢字読めるか読めないか、などという目先のことだけでなく、これからどういう政治が行われれば日本は良くなっていくのか、それをしっかりと考えて、次の選挙には臨みたいものです。

2009年3月30日 (月)

千葉県知事選

昨日行われた千葉県知事選挙では森田健作氏が圧勝。

今日のテレビで、森田氏やなんの関係もないはず(←森田氏は無所属で出馬)の自民党議員たちが大喜びしている様を見て、暗澹たる気持ちになりました。

森田氏に投票した人たちがどういう気持ちだったのかはわかりませんが、もし、いまは自民党も民主党も信用できないから、無所属であることをアピールしている森田氏に投票しておけばいいだろう、などという安易な気持ちで投票したのだとしたら、これからの千葉県がどうなってしまうのか、本気で心配になります。

たんに政党に所属しているかどうかではなく、なぜ今こんなに政党が信用できなくなってしまったのか、そして信用できる政治を取り戻すためにはどうしたらいいか、それを真剣に考えたとしたら、選択肢は本当に森田氏だったでしょうか。

いま日本の社会はどんどん厳しい状況に向かっていますが、それは決して政治家だけの責任ではなく、国民みんなの責任でもあるんじゃないかなあ、と感じた昨日の選挙でした。

2008年11月13日 (木)

田母神氏の参考人招致

先の大戦は侵略戦争ではなかった、とする論文を発表したことで自衛隊航空幕僚長を更迭された田母神俊雄氏が昨日、参議院に参考人招致されましたが、自らの正当性を滔々と述べるその姿には、不適切とか開き直った態度とかいうよりも、「狂気」と呼ぶしかないものを感じ、そら恐ろしく思いました。

思えばこの1年ばかりの間に、防衛省・守屋氏の収賄事件、イージス艦「あたご」による衝突事故、ごく最近でも海上自衛隊で退職しようとする隊員を訓練と称して死に至らしめた事件など、防衛省・自衛隊での不祥事が相次いでいます。

これらの事件・事故をあらためてふりかえってみると、防衛省をはじめとする政治側はもはや全く自衛隊を統制することができず、自衛隊内部では規律が緩みきって、そのなかで一部の非常に右傾化した考えの持ち主たちが暴走をはじめている様子が感じとれます。

僕は、そもそも自衛隊の存在は違憲であるという考え方をとる者ですが、仮に百歩譲って自衛隊は合憲である、そして日本にとって必要な存在であるとしたとしても、少なくともこのように過去の戦争を正当化し、再び日本を軍事国家への道に進ませるようなものであっては、絶対にいけないと思います。

かつての日本には、226事件をはじめとする軍部のクーデターによって、政治が軍への統制力を失い、破滅的な戦争にむかっていったという歴史があります。

もちろん、いま自衛隊にいる人がすべて田母神氏のような危険な思想をもっている訳ではないのだとは思います。しかし、このような人が堂々と要職に就いているというのでは、ほんとうにいま日本の国民が怖れるべきなのは、北朝鮮なんかより日本のなかにいる自衛隊なんじゃないか、と言われても仕方がないのではないでしょうか。

このような人たちが主導しているアフガンへの給油問題などにしても、再考するべきである、とあらためて強く感じます。

2008年9月19日 (金)

太田農水相、辞任

来月初めにも衆院解散かと言われるこの時期の辞任。

あまりにもスタンドプレーというのが見え見えで、もはや怒るより苦笑するしかないという感じですが・・(^^;;

それにしても、辞任の直接のきっかけとなった事故米の転用問題。

だんだんと実態も明らかになってきましたが、なんだか話しを聞いてると、業者だけじゃなくて農水省自体もグルになって不正をはたらいてたんじゃないかとしか思えないですねー。。

もちろん、農水省の人だって大部分はマジメな人たちで、ごく一握りの悪い奴がやりたい放題やってるだけなんだろうなあ、とは思いますけどね。